20‘東京都知事選の怪~本当に不正はなかったのか?

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 はじめてブログを書きます。社会的問題を中心に書いていきますのでよろしくおねがいします

 

 20‘東京都知事選の怪~本当に不正はなかったのか?

 

 7月初めに東京都知事選が行われ、現職都知事小池百合子が他候補に圧倒的大差をつけて当選した。対立候補宇都宮健児氏、山本太郎氏の票を合わせてもそれを遥かに上回る得票であった。だが、この選挙結果は選挙公示前、そして選挙の全過程を振り返ってみると、果たして信用できるものなのかという疑問がわきあがってくるのである。

 

  1. 不可解な選挙結果の発表ならびに結果そのもの。

 

出口調査」なるものでNHKが小池の「当選確実」をなんと開票前から発表

 私は、NHKの報道を見て目を疑った。なんと開票前から選挙速報が発表されて、小池百合子の「当選確実」が早々と報道されたからである。「開票もしないうちになんでそんなことがわかるんだ?」。こう思った人は少なくないであろう。NHKによると、投票所で投票した人に誰に投票したのかを尋ねて、それを集計した結果なのだろうである。開票前からわかるくらいだから、圧倒的に小池が得票を稼いだということだ(最終得票数は小池が約366万千票、対抗馬の宇都宮健児氏が約84万4千票、山本太郎氏が65万7千票)。そんなに小池が都民から信頼されているとは思わなかった。ここからして疑問が湧く。それは後述する小池をめぐる動向からしてそう思う。

 

何故かマスコミでは全く注目されていなかった、レイシスト桜井誠が全有効投票数の約3%に当たる18万票も獲得していること。

 そもそも、マスコミでは後述するように選挙戦そのものを全く報道していなかったのだが、そのなかでマスコミでも全く注目も報道もされていなかったレイシスト桜井誠が、全有効投票数の3%にあたる18万票も獲得した。桜井誠と言えば、「在日特権を許さない市民の会」の元会長で、在日コリアンに「死ね!」「殺せ!」とヘイトスピーチをやりまくってきた人物して有名である(現在は日本第一党の会長。相変わらずヘイトスピーチを行っている)。ナチスの優生思想に比すべき思想をもったファジストがこれだけの票を獲得した。事実ならば戦慄すべきことだが、果たして都内にこれだけの桜井支持者がいるのかということ自体非常に怪しいのだ。これについては後述する。

 

 2, マスコミの報道姿勢。選挙期間中、都知事選を全く報道せず。テレビ局で公開討論会すら行わず。

 

 現時点において、新型コロナウィルス感染者が世界的に広がっている。特に西ヨーロッパとアメリカ大陸で猛威を振るい、アメリカ合衆国では322万人が感染し13.6万人が死亡した(7月10日現在)。ここ日本においても、この新型コロナ対策が第一の政治課題にのぼり、東京では小池都知事のそれが都民にどう評価されているのかをめぐって全国的にも注目される選挙であった。にもかかわらずマスコミはこの東京都知事選挙をほとんどといっていいほど報道しなかったのである。テレビ討論会もなし。投票当日になってNHKローカル局Tokyo MX-TVが特番を組んだくらいである。市井の人々へのインタビューは全くなし。事後的にNHKのアンケートが行われたくらいである。主要テレビ局はこの都知事選をあえて話題にしないという姿勢で望んだように思えるのだ。唯一公開討論会が行われたのはオンラインでYou Tube でのそれでだけである。一体なぜなのか?

 

 3. 小池その人をめぐって。

 

 そもそも小池本人には関しては、彼女が現職であるという強み以外に支持される要素がいったいどこにあるのかという状態なのである。

 

選挙直前の小池のスキャンダルの暴露。「女帝・小池百合子

 都知事選公示前に「女帝・小池百合子」という本が出版された。ここでは、小池のこれまで知られていなかった小池の数々のスキャンダルが暴露されており、ベストセラーになっている。カイロ大学時代に遊びとアルバイトに夢中で真面目に勉強せず、当時の友人に大学を卒業していないことを暴露されていること、神戸大震災のときに陳情に来た被災者を冷たく袖にしたエピソード、北朝鮮拉致被害者の集会で拉致被害者に不信感を持たれたエピソードなど。小池の醜悪な人格が赤裸々に暴露されている。これを読んだ人間が小池と特別の関係がない限り有権者で投票しようと思う人がいるのだろうか?と思う。ベストセラーになっているがゆえに、当然小池にとっては不利に働いて間違いない。

 

カイロ大学からの選挙公示直前の「声明」の発表。

 ところで、小池その人が学歴詐称をして都知事選に立候補したとなれば、これは公職選挙法違反である。すでに16年にも選挙戦を戦っているのだから、検察に起訴されてもおかしくない。小池の学歴詐称疑惑に世間の注目が集まっていた都知事選公示のまさにその直前に、絶好のタイミングでカイロ大学からの「声明」が発表されたのだ。しかもわざわざエジプト大使館を通じてである。曰く、「小池百合子氏が1976年10月にカイロ大学文学部社会学科を卒業したことを証明する。卒業証書はカイロ大学の正式な手続きにより発行された。」日本のジャーナリストが卒業に疑惑を抱いていることに関しては、「カイロ大学及びカイロ大学卒業生への名誉毀損であり、看過することができない。」「エジプトの法令にのっとり、適切な対応策を講じることを検討している。」と。

 脅しともとれる文章で、なぜ小池の卒業疑惑がカイロ大学ならびの卒業生への名誉毀損になるのか全くわからないのだが、これを受けて小池本人が卒業証書をマスコミに公表した。「ご自由にどうぞ」といいながら。これ自体が偽造が疑われる代物で、そもそも小池が1982年に書いた自著「振り袖ピラミッドを登る」では一年留年して77年卒業になっているはずなのに、今回の卒業証書では76年卒業になっている。また実際の卒業証書も82年の小池の著書の表紙を飾っている卒業証書と小池が所有しているそれと相違点があるという。

https://bunshun.jp/articles/-/7792

 「女帝・小池百合子」を書いた石井妙子氏によると、カイロ大学は4人に1人が卒業できないほどの進級に厳しい大学で、中1程度のアラビア語しかできない小池が卒業できること自身ありえないという。

 

小池の新型コロナウィルス対策。

 NHKが7月8日に発表した【なぜ東京都民は再び小池を選んだのか~一万人アンケートで見るホンネ】で、今回投票した都民が小池に投票した理由が公表されているが、そのうち2位に「新型コロナウィルス対策を支持するから」が入っている(1位は「他の人より良さそうだから」)。では、実際小池が今年行った新型コロナウィルス対策とはどのようなものだったのであり、これから何をやろうとしているのだろうか?

 

(1) 医療崩壊を現出させた小池都政

 そもそも小池のコロナ対策なるものは、一貫してなにかしら効果をあげているようにみせかけるだけのポーズにすぎない。

 小池は東京五輪の一年延期が発表されるまで新型コロナ対策はほとんど何もやっていない。政府に追随していただけのことである。緊急事態宣言が出されたあとに、バーやナイトクラブ、カラオケ店、酒場やデパートなど、人が集まるいわゆる「三密」の状態ができる業種の休業要請を行い、外出自粛を呼びかけた。だが、これはすでに感染が疑われてもPCR検査も受けられない人が続出しており、また医療体制が実のところ逼迫していたという自分の失政をごまかすために「夜の街」をスケープゴートにしたにすぎないのだ(都立墨東病院や永寿総合病院で院内感染が発生していた。東京都では5カ所以上の病院から受け入れ拒否され搬送先が決まらないケースが3月に931件、4月1〜25日では1919件も起こっていた。さらに、東京都の4月の死亡者数は平年の平均より1056人も増加。これは新型コロナウィルスの隠れ感染者が死亡したケースだと考えられる。)緊急宣言解除後に再び感染者が増加しても「東京アラート」と称して都庁やレインボーブリッジをライトアップしただけ。一番必要な医療従事者への支援はほとんど行っていない。そもそも、安倍政権下での行政サービス削減策の影響でどこの医療現場も新型コロナウィルス感染発生前からどこの医療施設、そして保健所も手一杯になっているのだ。永寿総合病院での看護師の生々しい手記がTVで放映されたのは記憶に新しい(医療従事者をこういう状態に置いているのはもちろん小池をはじめとする東京都当局や政府の責任以外の何者でもない)。実際には医療崩壊が起きていたのだ。

 

(2) 都知事選のために感染者数を改ざんの疑い。

 都知事選挙期間中に対立候補宇都宮健児氏は小池に対して次の公開質問状を発している。〈あなたは、6月11日に「いずれも目安を下回った」として、東京アラートを解除されました。しかし、我々が入手した資料によると、6月11日の、感染症法に基づく「発生届」数は少なくとも36人であり、東京都が発表した同日の陽性者数22人とは大きく乖離しています。その他の日も、都の発表数と「発生届」数には乖離が見られ、「直近1週間の平均感染者数」を「発生届」数で計算すると22人となります。目安の20人を超えることとなり、東京アラートの解除基準が満たされていなかった可能性が濃厚となります。〉〈あなたは、東京アラート解除の翌12日に都知事選への出馬を表明されました。政治的思惑から、恣意的な対応を行ったとすれば重大です。結局のところ、東京アラートの発令とその解除は、あなたの都知事選出馬のための政治的都合を優先し、恣意的に判断されたものではありませんか。明確にご説明ください。〉6月に入って東京都は「東京アラート」を発動し(内実はすでに述べたようなものでしかないが)、11日にその基準の一日の感染者数20人を下回ったとして「東京アラート」を解除した。発生届とは各区役所が各区内で発生した新型コロナウィルス感染者を都に報告した数であり、それを受けて都がそれを集計し発表する。タイムラグがあるので両者は必ずとも一致しないが、しかし東京アラートの解除を判断した6月5日から11日(都知事選出馬会見前日)の都の感染者数発表は各区の発生届より下回っている日がほとんどである。(https://lite-ra.com/2020/07/post-5501_2.html

 とくに11日は大幅に下回っている。これは宇都宮氏が指摘しているように、小池が都知事選に向けて、あたかも自分のコロナ対策があたかもうまくいっているように感染者数を操作した疑いが濃厚なのだ。

 

(3)そして都知事選後。

 実際、都知事選終了後、再び感染者数が急増し、連続で200人を超えるようになってきた。それでも、小池は安倍と図って感染者数急増を対して増やしてもいないのにPCR検査を増やしたせいであると強弁し、なんと22年には都立病院と公立病院を独立法人化させ規模を縮小させようとしているのだ。経営維持のために治療費は高額になることは目に見えている。さらには官房長官管とのおのれの責任を棚に上げた責任のなすりあい…。

 このような小池のコロナ対策のどこが評価できるというのだろうか?

(※7月12日の東京新聞によると、小池は今年3月に厚生省クラスター対策班が東京都に配布した感染状況拡大予測の文書を2回に渡って破棄したことが明らかになっている。)

 

街頭演説はやらず、宇都宮氏への公開質問状には答えず。

 さらに都知事選が開示されたあと、奇妙なことに街頭演説は一度もやっていない。新型コロナウィルスなどの対応をはじめとした「公務最優先」と称して。動画配信をやっただけである。タレントの松尾貴史氏に言葉を借りて言えば「雲隠れ」というものでなるだけ選挙期間中は目立たないようにしていたとしか思えない。もちろん先に述べた宇都宮健児氏への公開質問状には全く答えていない。それは、すでに述べたカイロ大学をめぐるスキャンダルや、新型コロナウィルスへの対応をつっこまれないように立ち回ったからだとしか思えないのだ。

 

公約は全く実現できず、目玉はオリンピックだけ。

  小池の他の諸政策について見ていこう。16年の都知事選で小池が掲げた「7つのゼロ」というものがある。これは待機児童、介護離職、残業、都道電柱、満員電車、多摩格差、ペット殺処分の各項目についてゼロを目指すというものである。ペット殺処分以外は未達成である。(https://www.tokyo-np.co.jp/article/16950

 新型コロナウィルス対策のほかは小池が押し出せるものは来年のオリンピック開催ぐらいしかない。だが、それは来年開催できるかどうかも非常にあやしくなっている(山中伸弥教授と安倍晋三との会談)。

https://www.asahi.com/articles/ASN567S7KN56ULFA00K.html

東京都民が小池のいったい何を支持するというのだろうか?

 

   4. 他候補の選挙活動~山本氏、宇都宮氏、小野氏、桜井の各氏。

 

 桜井誠からいってみよう。先に述べたように桜井は18万票、有効投票数の3%にあたる数を獲得した。この結果はマスコミにおいて「日本第一党桜井誠氏18万票の衝撃」(日本第一党在特会会長だった桜井誠が会長辞任のあとに設立した団体。かつての在特会メンバーがこの団体にまるごと移って現在活動していると思われる)と報道された。(https://news.yahoo.co.jp/byline/furuyatsunehira/20200706-00186751/

 これが事実だとしたら確かに衝撃だ。ヘイトスピーチの代名詞のような男であり、新大久保のコリアンタウンを練り歩きながら「韓国人をぶっ殺せ! コリアンタウンに火をつけろ!」と叫んでいた人間がこれだけの支持を集めたのだから。あくまでも事実だとしたらだが。

 しかし冷静に考えてみよう。マスコミでも全く注目されてなかったこの男が都知事選の投票結果のように都民にそれだけの支持を受けているならば、彼の日本第一党の運動はもっと活性化してよいはずである。日本第一党の3月26日の銀座ヘイトデモでは約100人https://news.yahoo.co.jp/articles/2aa8dd5bd59b79c4065f6b1e6f8b5f135e63557e、昨年11月に立川でやった反パチンコデモ(在日朝鮮人の経営者が多い)でもせいぜい200人くらいであるhttps://www.youtube.com/watch?v=qh8R7mUL3-E。都内に18万人も支持者がいるのだから、通常2000人くらいのデモが組織できるはずだと思うのだが(ちなみに桜井は16年の都知事選にも立候補し11万票も獲得している)? 

 なお、ついでにいっとくならば、自民党SNS対策につくっているJ-NSC自民党ネットサポーターズクラブ)という組織がある。ツイッターなどのSNS自民党や安倍の批判を有名人がやると一斉に反論のリプライが返ってくるあれである。そうしながら自民党や維新の会、安倍政権の批判をつぶしていく目的があると思われる(いわゆるネトウヨ)。例えば日の丸ロゴが入ったマスクの製造者を反安倍急先鋒の作家室井佑月氏が、「政府の委託をうけている」と間違ってツイートし当の業者から抗議を受けたのを利用して「#室井佑月の謝罪を求めます」のタグのもとに彼女が集中攻撃されたが、このタグの数は最大で1万9千くらいであった。同じような安倍への批判に対抗するタグのツイートは大体最大でこれくらいの数で、全国のネトウヨの総数を表していると見ていいだろう。何がいいたいかというと、全国のネトウヨを集めてもこれくらいの数しかいないのに、なぜ桜井誠に都民の支持が18万票も集まるのかということだ。どう考えてもおかしくないだろうか?

 小池以外の候補はもちろん小池と違って街宣活動をやっている。宇都宮氏は立憲、国民民主党共産党社民党の公認をとりつけて、先述したように小池への公開質問状を提出した。維新から立候補した小野泰輔は大阪の吉村知事人気を活用しながら選挙戦に出馬した。

 特筆すべきなのはれいわ新選組山本太郎氏で、周知のとおり反原発活動を積極的に行い、消費税の撤廃も訴えている。都知事選については、東京オリンピックの廃止やコロナ対策を積極的に行うことなどを訴えた。彼の新宿駅西口での街頭演説は黒山の人だかりで、安倍政権の「自己責任」の名による新自由主義的弱者切り捨て政策に何年にも渡って苦しめられてきた人々が熱心に耳を傾けていた。都知事選開票結果発表直後にれいわ新選組支持者から「不正選挙だ!」と声が出たらしいが、この山本氏の人気を見ると不思議ではない。そもそも、都や政府の新型コロナウィルス対策で今にも路頭に迷わんとしている人が激増しているのである。https://twitter.com/SaYoNaRaKiNo/status/1274651013794787329

https://www.chosyu-journal.jp/seijikeizai/18015

 

    5. 小池の卒業証明の発行、マスコミの報道姿勢に見える政府・官邸の影

 

 さて、今までマスコミが都知事選をほとんど報道してこなかったこと、現職知事小池が選挙期間中全く目立たないように行動していたこと、小池のコロナ対策が全く評価できるものではないことと選挙期間直前の小池のコロナ感染者数捏造疑惑、さらには小池のスキャンダル、桜井誠の18万もの票の獲得、山本太郎氏の演説会で黒山の人だかりができていること、これらと対比しての選挙結果の不可解を述べてきた。たとえ小池が現職都知事という強みを持っていたとしても、ここまで小池が圧勝ということにはならないはずだ。なぜこういうことが起きるのだろうか?

 例えば、小池が都知事選直前にコロナ感染者数を少なく操作していた疑惑について述べたが先述したNHKのアンケートで小池を支持した理由の2位に小池の「新型コロナウィルス対策を支持するから」である。できすぎではないだろうか?小池のコロナ対策が都民に評価されている「事実」をでっち上げているかのようである。

 マスコミはすでに述べたようにほとんど都知事選を報道せず、小池は街宣活動をまったくやらず、つまり両者で都知事選が都民のみならず全国の人々に話題にならないようにしていたとしていたとしか思えない。そして小池の都知事選直前のカイロ大学からの「卒業証書」の発表…。

 これらのことがらが選挙戦の前から誰かにお膳立てされていたとしたら、どうであろうか?小池と現在の安倍政権は来年に何が何でも東京オリンピックを開催するということで利害が一致している。つまり官邸によってあらかじめお膳立てされていたということはないのだろうか?そう考えると今述べた事態がなぜ起きるのかつじつまがあってしまうのである。

 小池の卒業証書は小池がカイロ大学とのコネを使って発表してもらったと考えることもできるが、エジプト政府にとって経済援助などの利害を考えると政府が手を回したと考えるほうが妥当である(カイロ大学はエジプト政府と関係が深い大学であると言われている)。

 なぜマスコミが選挙戦を報道せず、小池が目立たないようにしたのか?これはマスコミが選挙戦を積極的に報道し、小池に対する悪評が盛んに報道されるようになるとこの小池の圧勝という選挙結果とつじつまが合わなくなるからではないのか?つまり「不正選挙だ!」という声が澎湃と湧き起こるのを防ぐためではないのか?先ほど述べた小池の感染者操作疑惑もあらかじめNHKのアンケート結果(小池のコロナ対策を支持)があらかじめそうなることをわかっていた上で行ったことではないのか?このことは都知事選の全過程を通じてマスコミが政府に統制されていたということである。

 そして桜井の18万票は、改憲論者であり日本の韓国への植民地支配や戦時中の韓国人強制徴用をはじめとした過去の戦争犯罪を無きものにしたい安倍が(だからこそ、過去の徴用工問題を改めて問題にし、慰安婦問題の公式謝罪を求めている文在寅大統領の韓国を敵視している)、利用価値があると考えて都民の支持があるかのように操作したのではないのか?

 今述べたことを要するに、都知事選挙の操作された投票結果の発表をあたかも事実であるかのようにみせるためにすべて官邸がお膳立てしたのではないのか?ということである。

 

 6. 本当に不正はなかったのか?

 

 さて、今私は都知事選の疑惑を全過程で起きた不可解な自体から推論して官邸が介入した不正選挙ではないのか?と述べた。だが、証拠があるわけではない。あくまでも推論である。

 不正選挙のからくりを指摘する人がいないわけではない。

https://twitter.com/LightWarriorK/status/1279956997450825728/photo/1

今日ムサシという株式会社が衆議院選挙などの投票システムをつくり、それが国政や地方自治体の選挙で運用されている。ここで説明されているのは500票ごとに票の束をつくりそれにバーコードを貼って集計するという仕組みになっているのだが、このバーコードに細工をすれば投票数を操作することが可能だというのだ。だがこれはあくまでも可能性であって、証拠ではない。

したがって、マスコミの記者のみなさんにはこの不正選挙疑惑を徹底的に調べてほしいと思う。記事を書く場合、事実の表面だけを追っていてはだめで、一体なぜこんなことが起きるのかを分析しなければだめである。そうしないと推論というものができないし、何を調べなければならないのかということは出てこないからである。

安倍政権になってとりわけ籾井勝人NHKの会長になったあたりから、政府のマスコミの統制があからさまになってきた。この政府の圧力に絶対に負けずに報道する姿勢ことがもっともマスコミ記者の方々には求められているのではなかろうか?

 

 

 以上、はじめてのブログを書きました。ぜひとも読んでいただき、感想をお願いいたします。m(_ _)m

 

【追記】8月7日の東京都の定例会見で、小池は歴代の東京都知事が送っていた関東大震災朝鮮人虐殺追悼集会への追悼文を送らないと発表した。2017年から連続である。この女は在特会関連の女性団体「そよ風の会」に呼ばれて講演を行っている。実はこの女自身が韓国・朝鮮人に対するヘイト思想の持ち主である。